料理教室に通って11年目になりました

1.習い始めた動機と内容

家内を亡くしてから初めた料理教室も今年で11年目になりました。10年も教室に通った人が何人いるか分かりませんが、85歳の男やもめとしては珍しいのではないかと思います。ヨーロッパを含め単身赴任が10年以上続いたので、台所に立つのは苦にはならず、新聞の切り抜きを参考にして料理を作っていました。亡くなった家内は飯田深雪さんに長いこと習っており、何時も美味しい食事が出来ましたが、一人となってはそうはいきません。レパトリーが少なく、基本も不十分だったので家内も娘も通ったことのある料理教室,ベターホームに通うことにしました。最初に習ったのは「もてなし料理」でした、当時、男性は一人だけで坂本都紀子先生の懇切丁寧な指導に感銘を受け、これが10年も続いた原因と考えています。

これが縁で「もてなし料理」はメニューが変わる度に3年も続け、他に、“シェフに習う”のコースでホテルオークラの中華、サンテフードの後藤先生の南仏、高師先生(神楽坂のアルベラータ)のイタリー料理も3年習い、終了証書は30枚近くになり、現在は、二回目の和菓子を習っています。

2. 困った事

レシピにはでじゃが芋一個などと記載されており大きいものや小さい物があり困惑しましたが、最近のレシピでは括弧に〇〇グラムと書いてあり助かります。ただ、オリ−ブオイルの種類が書いてないレシピが時々あり、サラダ等加熱しないものはEXを使っていますがメニューでは一応、区別した方が良いのでは思います。一番困るのは、塩、胡椒 少々です。二人分作る場合も10人分作る場合も少々で迷いましたが、最近では味が分かってきせいか、(と云っても味覚検査を受けた結果は散々でした)途中で味を見ながら入れています。

また、困ったことは中華料理でした。これは作って出来立てを直ぐ出さねばならず、胡麻団子ぐらいはと思い前日に作っておき、当日温めて出したらやはり味は落ちていました。中華ではずっと台所で料理を続けねばならず、お客さんのお相手が出来ず困りました。


3.現在のもてなし料理
今まで10年間に延200人以上のお客様を家に招待しました。一応、コース料理として、サラダ、スープ、魚料理、肉料理、場合によっては飲み物のサングレアと洋菓子の教室で習ったデザートを出しています。最初は、学校や会社の同僚も招待しましたが男性は旨いとも不味いとも言わず、ただ食べるだけ、どうして作ったか、材料は何か等料理の話は全然出ず張り合いがありませんでした。現在は友人を招待する時には奥さんも一緒に招待することにしました。勿論、奥さんとは初対面で”始めまして”の挨拶から始まります。別にお返しを期待する積りはありませんが、私を招待してくれた方は娘、妹を含めた7,10人ほどで聊か淋しい気もします。最近は、レストランを利用して家でもてなしをする人は減っている様です。外地駐在の時に、何回もスペインに行ったので最近スペイン料理に凝り始めました。スペインの友人に料理の本を送ってくれと頼んだら、厚さが7cm程もある”La Cocina Vasca”(バスク地方の料理)と5cmぐらいある”Cocina"(料理)が届きました。スペイン語の辞書を片手に勉強しています。ただし、料理の言葉はフランス語、、イタリー語などが多く、小さい辞書には出ていない言葉もあり困ったものです。また、欧米のレシピは量の単位がフート、ポンドで先ず最初に00オンス、パイント等をグラム、リットルに換算しないと始まりません。しかし、最近のBBCのホームページでは00グラムと出ていて括弧して00オンス等と出ているのでっ換算せずにすみ助かります。

最近もてなしたスペイン料理のメニューを添付します。南仏料理の後藤光男シェフによれば、この様なメニューを作っておき、応接間で前もってお客さんに渡しておけば美味しくない料理でも美味しく感じてもらえるそうです。


   

上: バスク地方の料理、   下:スペイン料理本の内容(勿論スペイン語)


招待した時のメニュー

 
 炬燵の上のスペイン料理
真中はコルク瓶に入ったサングレア、手前はトルティーリャ、パエリャ鍋のパエリャ、黒いのは烏賊の墨煮、にんにくスープは温め中で乗っていない、
スプーン、フォークはクリストフィル

 
蛇足ですがBBCの料理の中には日本料理も出ているのには驚きました。
材料の中では、Tofu(豆腐): 1/2,  if availlable Mirin tsp 1,(若しあればテーブルスプーン 1)等と書いてあります。

BBC(英国放送協会)のホームページにある日本料理のうち味噌汁のレシピで材料と分量
     具にアスパラを使っており味醂はお米の甘いワインとなっている。

Spring miso soup

Miso soup is deliciously savoury and comforting. With a good quality stock, this dish takes only a few minutes.

Ingredients

  • 20g/?oz instant dashi (Japanese stock) or 3 tsp good quality vegetable bouillon powder

  • 800ml/1 paints boiling water

  • 4 asparagus spears or spring onions

  • 2 tbsp white or red miso paste

  • 1 tbsp mirin (sweet rice wine)

  • 1 tbsp soy sauce

  • 200g/7oz silken tofu, cubed

    (7/2014)