料理教室の同窓会

1. おもてなし
1-1 何故おもてなしを始めたか

以前は自分の料理で人をもてなすことなど考えたこともありませんでしたが、次の理由でおもてなしを始めました。
1.料理教室(ベターホーム教会)に既に130回も通い勉強をしたことを生かせたい
2.亡くなった家内が残してくれたロイヤルドルトン、ウェッヂウッド、クリストフ等の食器を、食器戸棚の肥やしにしたくない。
3.一人での生活の寂しさを紛らわす。

1-2. 招待した方々

 親戚の他に昔の勤め先の若かった女性や後輩、英会話、韓国語、スペイン語等の趣味の会で知り合った仲間、学生時代のクラスメート達で、数えてみると2年半の間に60名程を我が家の昼食会に招待しました。大多数は奥様方です。何故ならば、男友達を招いても、彼らはただ黙々と食べるだけで美味しいとも、不味いとも言ってくれない人が多く、勿論、どのようにして作ったのか等料理の話は全然ありません。苦労して作ってもちっとも張り合いがないからです。恐らく、家庭での食事で、奥さんと料理に就いて話をしたことが無いためではないかと思われます。そこで、クラスメートを呼ぶときには奥さん同伴にしてもらいました。勿論、奥さんとは初対面です。最近は家で人をもてなすことが少なくなった様で、お返しに私を招待してくれた方は今のところ、娘を含めて3名だけで、こちらはお返しに招待されることを期待してはいませんが些か淋しい気もします。

1-3. 料理の内容

 当然のことながら、主な料理はべ夕ーホームの教材で、2003年でなくなってしまった“おもてなし料理”のレシピが主体です。これとは別に、インターネットで各国のサイトで知った料理も参考にしています。  出す飲み物はスペインの番組からヒントを得たサングリヤです。  英米のレシピは量の単位はポンド、オンス、パイント等で、最初に、牛乳の量のパイント、バターのポンドなどをリットルやグラムに換算してからでないと始まりませんでした。しかし、最近の BBC のホームページではグラムが主体になりその横にフィート、ポンドが併記されているので電卓で換算せずに済み助かります。ただ、料理の外国語は辞書にない言葉も多く、フランス語も出てくるので難渋します。toss, g1aze, coulis, crisp 等々です。  BBC の料理番組の中には日本料理も取り上げられているには驚きました。豆腐と薩摩芋のケバブと称する料理があり、材料の中で
1X250g/9oz pack tofu(250gの豆腐1パック)
とあり、豆腐は英国では珍しくないようで、
1 tbsp mirin(optiona1)
と味琳があれば小さじ一杯と書かれています。外国では味琳は手に入り難いからだと思われます。

2.ベターホーム同窓会
2.1.発端

 渋谷教室での後藤先生の南仏料理の教室が終わりました。お仲間3人の内、一人は朝,早く家を出て水上から上越新幹線で通っおり、“東京の方は近くていいですね” と言っていました。私は、一度、間違えて渋谷教室なのに吉祥寺教室に行ってしまい、そこでは南仏料理はやっておらず、慌てて井の頭線で渋谷に急ぎ、40分遅刻をしてしまいました。この間の先生の説明は全然聞くことが山来ず、3人のお仲間の足を引っ張って申し訳ないこともありました。  ベターホームでは色々な教室に通いましたが、この教室のお仲間は大変良く気が合い、何時も出来.上がって食事を始めるのは一番でした。もう、家に招待する人達も少なくなり、一年後の最後の教室で、今度、私の家で同窓会を開こうと心ならずも余計なことを言ったのが運の尽きでした。メールで連絡を取り合い、日取が決まってから、えらい約束をしてしまったと後悔しても後の祭り、彼女達は手の内を全部知っているので失敗は許されず大変なことです。なんとか理由をつけて取り消したいとも思いました。


Potage Dreccy(軽やかに仕上げた春人参のスープ)
Poulet Crevettes coquille en mariniere(若鶏と貝の煮込み、マリニエール風)
Mousse de Fraise(ふんわり苺のムース)


後藤先生とお仲間


2.2. 当日

 前もって準備出来るものは3日前から支度をしました。料理に添えるブロッコリーを如でていたときに電話が掛かってきて、ガスを止めれば良かったのにそのまま応対をし、戻ったらごとごと煮立っていました。しまったと思いましたが代わりの物を買いに行く時間がなく、まあいいや、ということで、それを添えました。案の定“石川さん、これ茹ですぎよ、ぐにゃぐにゃじゃない、何分茹でたの” と言われ恥をかきました。メニューは前菜から始めてデザートまで7種類作り、飲み物は何時もの通りサングリヤにし、ベ夕ーホームとは別のテフルコーディネート教室で習った飾り付けをし、後藤先生がおっしゃった通り、パソコンでカラフルなメニューも準備しました。お客さんが来てから食事前に今日のメニューをお渡ししておくと、不味い料理でもお皆さんには美味しく感じるのだそうです。結果はお世辞としても評判は上々で安心しました。  さすがにべ夕一ホームの卒業生だけあって G さんはエプロンまでを持ってきて、お皿を洗い、後片付けも3人で全部やってくれました。普段だと、後片付けも大変ですが大助かりでした。  以前、お招きしたある奥さんは“お台所は亡くなった奥さんの神聖な場所なので私は入れない、後片付けを手伝いたいけれど出来ないわ”と言っていました。孫ぐらいな年頃の奥様もいましたが、食べながら料理の話をしていると全然年齢の差は感じなくてとても楽しい一時を過ごし、家内を亡くした淋しさなど何処かにふっとんでしまいました。




食器は家内が残していってくれた、ロイヤルドルトン、ナイフ類はクリストフル

3.終わりに
 結局、今まで招待した中でベターホームの同窓会が一番楽しかったでした。今後、新しくお呼びする人達も居なくなったので、南仏料理とは別な教室の方々も招待したいと思いますが住所が分からなかったり、メールが届かなかったり、また、教室によっては途中で仲問が別々のグーブルになる場合がありお互いに親密になれず困ります。  2007年4月末現在で、上記の南フランス料理、中華、韓国料理、野菜、魚、肉料理の他、シフォンケーキ、デコレーションケーキ等の洋菓子のコースも終了しました。これからさらに腕を上げてお世話になったべ夕ーホームの先生方も招待したいような気がしますが、これだけは、永久に無理だと思っています。
2007年4月


トップページへ 前のページへ このページの先頭へ 次のページへ